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ワンピースFILM RED Amazonレビュー★1の低評価まみれにw何故酷評されているのか?

一体何が起こったのでしょうか?何年経っても色褪せない名作中の名作の大人気テレビアニメONE PIECEの映画「FILM RED」のAmazonレビューが酷評まみれに……。

 

上映当時は大絶賛も大絶賛でこれでもかというほど高く評価している方が多かった筈ですが、Amazonレビューのように客観的な数字で表してみると酷い有様に……。

 

勿論、高評価も多いのは多いのですが(何なら高評価が一番多いです)、それは当たり前のことですし、当時の大絶賛の嵐は何だったのかどうかについて考慮に入れるとやはり明らかにファンの熱量が足りておりません。

 

何故、このような有様になってしまったのでしょうか?

 

目次

 

 

★1レビューの割合はどれくらいなのか?

画像にもある通りです。2023年3月14日の時点で全体で見ると、1216件ものレビューに対し、評価は★3.7で可もなく不可もなくといった感じですね。

 

何ていうか……数々の熱狂的なファンの方々が必要以上に持ち上げていた割には数字から見ると薄味であまりにも大したことが無さすぎるといった印象です。

 

しかしながら、問題はそんなことではありません。気になるのは★1レビューの割合です。

 

二枚目の画像を見たら分かりますが、なんとあのワンピース映画で★1を21%も叩き出してしまいました。正直、ワンピースでこのような数字を叩き出すのはよっぽどのことです。

 

最近のワンピース映画の中でもこれほどまでに酷評が目立った映画はありません。

 

しかもこの数字はプライムビデオで配信されてから一週間も経ってない段階での数字になりますからこれからどんどん★1レビューが増えます。

 

私が最初に★1レビューのパーセンテージを見た時は10%ちょっとで「まあ、こんなもんだろう」くらいに思っていましたが忘れた頃に見てみるとどんどん評価が下がっていました。

 

私自身正直な感想を申しますと、まだ全体で★3.7であるとはいえ、ワンピースの映画でここまで評価を下げてしまうのは恥以外の何者でもありません。

 

正直、私自身もREDは大嫌いですのでよく分かります。二度とこのような失態を晒さないで欲しいと祈るばかりです。

 

何が駄目で酷評されているのか?

これに関しましては様々な意見が飛び交っておりますが、やはり一番のマイナス点として挙げられているのは歌唱シーンがあまりにも多過ぎることにあります。

 

Amazonレビューで酷評している方の多くは主に歌が多過ぎることを根拠に「adoのPV」「adoのライブ」等と批判意見が述べられております(adoさんに罪はありませんが)。

 

実際、映画という限られた時間の中で約7曲もの歌を新キャラであるウタが歌い、その分映画の尺を削ってしまっていることは客観的事実ですので、このような意見をぶつけられるのも無理ないと言えます。

 

本来、ワンピースという作品は豪華な戦闘シーン、凝った設定、ストーリー性、能力や戦い方の多様性を重視して支持を得てきたわけであり、今日でもそのスタイルを否定するファンはごく少数派でしかありません。

 

本作は、それらの要素を削り、過度に歌や踊りに振ったことにより、多くのファンの期待に背いたと考えられます。

 

実際、歌唱シーンよりも戦闘シーンの方が短く見えますし、能力もただひたすら歌ってばかりのワンパターン。

 

鼻歌や口笛だって歌の内ですし、何ならドフラミンゴやカタクリみたいに「パラサイト」や「力餅」みたいな駄洒落技でもいいので能力の多様性を重視するべきでしたがそれすらもありません。

 

ラストでウタが死亡した時に能力が発動して「死んでしも歌」でウケ狙ったつもりなのでしょうかね?(笑)

 

話の内容も矛盾だらけで今作のメインキャラクターであるはずのウタのキャラも支離滅裂でブレブレ。救世主にしたいのか悲劇のヒロインにしたいのか悪役にしたいのか所々「何でそうなるの?」的な展開が多数見られます。

 

私自身他にも言いたいことは多いのですがとにかく歌唱シーンに時間を割き過ぎたことが原因で戦闘もストーリーもキャラも全てが疎かになり、最終的に映画全体の質が低くなったことが失敗の要因として挙げられます。

どうすれば成功していたのか?

 

とはいっても興行収入197億円突破した本作を失敗扱いするには無理がありますが、実際、Amazonレビューの21%もの方が★1レビューを書き込んでおります。

 

最近のワンピースの映画ではあり得ないことです。少なくとも、これらの方にとっても満足の行く出来に仕上げることが出来ていればもっと多くの客を呼び込めた筈です。

 

特典商法や宣伝にも擦っていたのですから、低評価勢すらも楽しませることが出来る内容のレベルのものであれば絶対にもっと凄い成果を残すことが出来た筈ですし、結果的にこれだけの客を逃したことになり、それを大成功とも言うことにも無理があります。

 

私個人の意見としましては、多くとも歌は3回だけに留めておき、まずぐちゃぐちゃの脚本とキャラを綺麗に纏めなさいと言いたいです。

 

また、演出や作画は歌唱やダンスに力を入れるのではなくまず第一に戦闘シーンに全振りし、余力がある時だけ歌にも力を入れるべきです。また、ボスキャラにももっと魅力を重視しなければフィナーレは飾れません。

 

この辺りを上手い具合に調整するだけでいつも通り安定した評価で、安定して面白いアニメになっていた筈ですし、何度も映画館に足を運ぶお客様も確実に増えていました。

 

今までのワンピースの要素を180°変えた上に脚本やキャラブレ、戦闘シーンや原作すらも軽視もしていてはこのような酷評が目立つのは公開する前から分かることです。

 

二度とこのような失敗を繰り返してはいけないと反省して欲しいものです。

 

他のONE PIECE映画はどうだったのか?

 

ここまでREDを一方的に批判してきたものの、他の映画の評価はどうだったのでしょうか?

 

Amazonレビューの酷評の割合について、最近のワンピースの映画だとあり得ないとまでは言いましたが、具体的に本作とどう違うのでしょうか?

 

ONE PIECE FILM Z

 

Zは全体で★4.4と、ここ最近のONE PIECE映画の中では最も評価が高いです。

 

★1と2が★5の次に多いREDと違い、明らかに逆の評価となっております。

 

Zは冒頭からゼットVS黄猿(ボルサリーノ)戦という熱い戦闘を繰り広げ、更に最後には主人公ルフィとの一騎討ちも待っています。

 

この映画が評価された理由として、このような王道バトルを重視して制作に取り組んだ上、敵キャラZの掘り下げにも注力していたことが挙げられます。

 

元大将といった設定も熱く、海軍ならではの描き方も出来ており、キャラもしっかり立っていたのも魅力の一つですね。

 

戦闘軽視で脚本もウタもブレブレのREDとは大違いです。

 

ただ、サンジとゾロの戦闘がショボかったり発言内容が稚拙だったり海楼石のスマッシャーが最後だけ壊れたりご都合展開もあったりでマイナス点も勿論あります。

 

しかしながらそれらの要素を考慮に入れたとしても戦闘軽視でご都合展開の多さで言ってもREDの方が圧倒的に劣っています。

 

そうでなければ★1レビューがこれほどまでに多く投稿されたりしませんから。

 

ONE PIECE FILM GOLD

 

GOLDは全体★3.9と、あまりREDと変わらないようにも見えますが、★3が2番目、★4が3番目に多く、★1が2番目、★2が3番目に多いREDとは比べ物になりません。

 

この映画は最近のワンピースの映画の中でも若干評価が低めですが、その理由が酷いというよりも微妙。

 

つまり薄味だったことが原因であったことが考えられます。

 

映画が酷くて評価が低いREDとは段違いです。

 

個人的に最近のワンピースの映画の中ではGOLDが一番好きでは無かったのですが、それでもある程度の見所もあり、一番好きではないと一概には言えません。

 

触るだけで運気を吸い取る何でもありのチート能力、過去描写不足で魅力を引き出せなかったテゾーロ、キャラのダサさ等の点で好きではないが嫌いでもないという微妙な印象ではありました。

 

その辺りが評価が微妙である理由として挙げられます。

 

しかし、やはり「ワンピースだから面白い」といった安心感や期待を裏切らない程度の内容には仕上がっていました。

 

少なくとも、ゾロ戦は作画に気合いが入っていたり技がかっこよかった点等、歴代一面白かったと言えます。

 

また、映画初のギア4thだったり、敵がある程度の強さを有していたり、戦闘が一方的で無かったり、好きなシーンを探そうと思えばいくらでも出てきます。

 

しかしながら、REDの場合、それらの要素の欠片程度しか無く、何の意味も無くキャラをかわいくしたり歌で盛り上げたり等、無駄な部分に注力しています。ワンピースそのものを軽視しているので話になりません。

 

REDの酷さを考慮に入れるとGOLDは神映画だったのではないのかと錯覚を覚えるレベルです。

 

ONE PIECE STAMPEDE

 

STAMPEDEは全体で★4.3でZより若干劣る程度ではありますけれども、7095件もレビューされて高評価を獲得している点でZとほぼ変わらないと言えます。

 

私個人的にはワンピース映画の中で最も好きな作品です。この映画の特徴を一言で表すと、とにかく戦闘シーンが豪華。これに尽きます。

 

戦闘シーンだけで言えば歴代一位なのは間違いないのではないのでしょうか?

 

また、敵キャラも元ロジャー海賊団のため、とんでもない強さを誇っているキャラであることは見る前から分かっているため、期待値も非常に高いものでした。

 

ストロングワールドぶりの絶対に叶わない絶望感を味わうことができ、しかも敵キャラの強さの表し方も非常に上手であったと言えます。

 

最悪の世代のキャラが束になってかかっても全く歯が立たず、その上能力を使っていない。しかも敵キャラであるバレットの能力は覚醒している。

 

とにかく敵キャラがあまりにも強過ぎる上、戦闘シーンが豪華。この一点だけでも高く評価されている理由としては十分過ぎるくらいです。

 

その上、強過ぎる敵キャラに対し、弱いウソップが戦っていたり男を見せていたり涙を流していたり等の胸熱にして感動するシーンも挟んでおり、キャラの良さも最大限に活かせていると言えます。

 

本編のウォーターセブン編のウソップVSルフィの大喧嘩や戦いを繰り広げていたことを考えると今作での二人の熱い友情が描かれていたことには非常に感動を覚えるレベルです。

 

スタンピードで満足だったのでREDはどんなに酷くてもGOLDまたはそれより少し劣るくらいでいいかなと思って見た所、予想の斜め下を行く凋落っぷりでした。流石ですね(笑)

 

正直、ワンピース映画どころか今まで見た映画の中で一番に近いくらい酷い映画でした。

 

あんなものワンピースですらありませんよ。パチもんですよパチもん。

 

まとめ

●【記事の内容】AmazonプライムビデオによるREDの★1レビューが多いことについて

 

●ワンピースFILM REDが酷評まみれになっているのは過剰なadoさん推しによる過剰な歌唱シーン注力に続き、整合性の無い尺管理に今までのワンピースの要素を軽視してきたことが原因

 

●戦闘、物語、キャラよりもウタの歌に注力するのではなく、全て今まで通りの気持ちで取り組んでいればこんなことにはならなかった

 

●Z,GOLD、STAMPEDE等、最近のワンピース映画と比較しても評価が一番低い

 

ここまでワンピース映画の酷評レビューが目立つのはワンピースファンの一人として非常に恥ずかしく思います。

 

何度も同じことを言うようですが、二度とこのような失敗を繰り返さないで欲しいです。

 

ワンピースに関しましては私は普段、U-NEXTに登録し、アニメも何度か追い、気が向いたら映画を見直すことを何度か繰り返して来ましたが、REDだけは見返す勇気がありません。

 

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今アニメはもう少しの所で海の四天王を倒す所まで来ていますし、作画も戦闘シーンも話の内容もキャラも全体的なクオリティもアニメの方が圧倒的に上ですのでアニメの方を見ることをおすすめします。

 

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